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ひまわり便り
歯周病、放置するとどうなる…?
歯周病は、歯周組織の炎症性疾患であり、歯茎、歯槽骨、および周囲の組織に影響を与えます。放置すると、深刻な影響を歯と全身の健康に及ぼす可能性があります。
まず第一に、歯周病は進行すると歯茎の腫れ、出血、歯茎からの膿などの症状を引き起こします。これが進行すると、歯を支える骨が破壊され、歯が緩んで抜けやすくなります。歯周病は歯を失う主要な原因の一つであり、最終的に歯を失う可能性があります。
また、歯周病は口臭を引き起こすことがあります。歯茎の炎症と菌の増殖により、口臭の原因となる有毒なガスが発生します。これは社会的な問題だけでなく、本人の自尊心や地震にも影響を与えることがあります。
さらに、歯周病は全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。口の中の炎症は全身への炎症反応を引き起こし、心臓病、糖尿病、呼吸器疾患、妊娠合併症などの疾患と関連するリスクを増加させるとされています。
心臓病との関連では、歯周病により炎症が血管内の炎症を引き起こし、動脈硬化を促進する可能性があります。糖尿病においても、歯周病が血糖コントロールを悪化させる要因となることが報告されています。妊娠中の女性では、歯周病が早産や低体重児出産などの合併症のリスクを高める可能性があります。
歯周病は慢性的な疾患であり、放置することで症状が悪化し、重篤な問題を引き起こす可能性があります。しかし、早期に歯周病の治療や予防処置を行うことで、症状の進行を遅らせたり、健康な歯周組織を維持することができます。定期的な歯科健診や適切な口腔ケアを行うことで、歯周病のリスクを低減し、全身の健康を守ることが重要です。